進行癌の腹水
68才の女性が進行性の腹水のため、当院へ入院した。検査の結果胃癌であり、すでに肺と肝臓に転移していることが判明した。家族は西洋医学的な積極的な治療を望まなかったので、漢方薬と輸液で治療した。
五苓散の三倍量を処方した。尿量が増え腹水は減少していった。
一時的ながら退院することができた。4カ月後再入院して亡くなった。