にきび

17才の女性がにきびとアトピー性皮膚炎のため来院した。アトピーは小児期から始まり、来院時には主に顔に、にきびと紅斑が見られた。

苓桂朮甘湯や白虎加人参湯を処方したが、状態は改善と悪化を繰り返した。7ヶ月後、肘の内側に新たに紅斑が出現し、また生理痛の悪化を訴え始めた。

そこで処方を桂枝茯苓丸料の加味方に変更した。その後は順調に、にきびアトピー性皮膚炎とも改善し、生理痛もなくなっていった。8ヶ月後の状態を下に示す。